アニマンダラ・アトリウム 2 【生命とAI】

生命とAI_1

 

●【生命とAI】 開催内容

▶ 水平進化はやがてデジタルヒューマンを生み出すのか?!
今度はAIの話題です!

セルマンダラ

これまで、アニマンダラ・セルマンダラでは、

遺伝子から微生物、動物、そして人類まで、壮大なトーテムを通して

人間の由来を見てきました。その旅も前回で一区切り。

今度は、いよいよ人間のその先へと思いを馳せてみようと思います。

アニマンダラには、垂直進化 と 水平進化 という

相反する2つの原理が進化に働くという視点があります。

この視点から、人間のその先を考えた時、一つの方向性として

必然的に注目すべき対象がAIなのです。

アニマンダラならではの視点で読み解く、AIの本質とこれから。

生命原理の視点から展開する、新たなAI論が今回のテーマです。

 

 

▶人工生命としてのAIはココロに目覚めるのか?

AI1
 

1997年-IBMのディープブルー/チェス

2016年-グーグル・ディープマインド社のAlphaGo/囲碁

2017年-民間で開発されたプログラム/将棋

近年、次々と

知的ボードゲームのトッププレイヤーをAIが打ち負かしました。

こうした華々しい躍進は、皆さんも耳にしていらっしゃるでしょう。

さらに、AIは、これまでコンピュータには

不可能とされきた分野に次々と進出しようとしています。

 

●絵画や作曲など創作を行うプログラムが注目される。

●医療診断にAIが応用されはじめた。

●弁護士はやがてAI化される。

deepmind

シンギュラリティー(技術的特異点)の到来によって

やがてAIの知性は、全人類の知の総和を超えるようになる。

 

AIがより賢いAIを開発して超知性が誕生し

不完全な人間を管理・支配するようになるのではないか・・・。

 

かつてはSFとして笑い飛ばせるような話題が

有識者の間で、真剣に議論されるようになりました。

 

AIが自らより賢いAIを作る・・・まるで、コンピュータが

人間や生命そのものになり代わって、進化を始めるかのようです。

実際にAIは、生命を模倣して抽象化した仕組みが、多数使われています。

話題のディープラーニングも、人間の脳を模した、多層のニュラルネットワークです。

生命模倣2

 

AIが人間並み、もしくはそれ以上の知性を持つとき

それは意識や精神を持つのでしょうか?

そもそも、本当にシンギュラリティーは起きるのでしょうか?

 

あるいは、

人間の意識のほうが ” AI化していっている “のかもしれません。

果たして、AIの発展はどんな意味を持っているでしょう?

 

▶ アニマンダラでAIの話をする理由

べつのもの

 

アニマンダラは、これまでずっと生命の話をしてきました。

そのアニマンダラでAIの話題をするのは、

奇妙に思われ方もいるかもしれません。

しかし、初期の頃から

水平進化垂直進化が交差する進化の延長上に

AIは必然的に表れるもの、として位置づけていました。

系統樹

魚が水中という空間から、地上という新たな空間に進出したように、

人類は、言語を持つ事によって、物理空間から言語空間へと進出した生命です。

AIは、デジタルという、言語空間の産物なのです。

 

AIが、進化に関与するとするならば、それはどのように働くのでしようか?

そんなことについて、皆さんとディスカッションを深められたらと思います。

 

また、アニマンダラの視点では

AIの発達が進むとき、反対の方向性である

” べつのもの ” も同時に立ち現れることが予感されます。

 

AIを深く思考することは

” そうでは無いもの ” を

浮き彫りにするプロセス でもあるのです。

それは”生命”自体の、新たな目覚めと深く関わっています。

今回は、AIの進化への関与と併せて

そんな ” べつのもの ” にも触れていきたいと思います。

 

 

 

 TEDX

 

天海ヒロ  hiro amami

 
古生物研究者・シャーマニズム研究者・デジタルコンテンツクリエータ・数秘術鑑定師
 

2016年3月 “共有されるべきアイデア”を広くプレゼンテーションする場
TEDxTokyo yz【人類】 にスピーカーとして登壇。動画はコチラ。 

 
「生物進化や生態系が、人の精神構造とフラクタルな投影関係にあり、同じものである」
そうした相関性を見い出して、
新しい宇宙観-人間観を伝えるシャーマニックバイオロジー・アニマンダラを提唱する。

  
カバラ数秘術・生物学・進化論・認知心理学・環世界・身体論・シャーマニズム・トーテミズム
メディスンカード・神話・ヌーソロジーなど科学・哲学・精神文化を探求総合的探求者。

映像作家・アーティストとしてテーマパークの映像やデジタルコンテンツの企画開発を手掛ける。
25年以上に及ぶ、デジタルコンテンツの開発経験で、AIのアルゴリズムや周辺技術にも関わる。

画像認識プログラムを応用した画像データベースの開発に携わったり、
一万匹の鰯の群れが捕食者から逃げるAIシュミレーションを用いたCG制作の経験がある。

 
ヌーソロジー
提唱者、半田広宣氏と旧知。
氏の処女作『2013:人類が神を見る日』のカバーデザイン他、オープニング映像も制作。

 
数秘術研究者として、アニマンダラを数秘術に応用した 生命数秘術アリスカルディア数秘術
メディスンカードによるカウンセリングも行っている。ドコモ携帯の占いコンテンツ開発実績が有る。