【我々の祖先は何の取り柄もない虚弱生物だった】
今年5月3日、観音企画主催で、
関西初レクチャー&ヌーソロジー提唱者の半田広宣氏と対談を行いましたが
その第二弾とも言えるレクチャーを、7月26日に行いました。
今回は、前回のこよみ~己読みシンポジウムで司会をしていただいた
関西ヌーソロジー研究会の川瀬統心のオープニングトークからスタート!
会場の大阪市立江之子島文化芸術創造センターのレクチャールームは
前面の壁全体がホワイトボードになっている、ちょっとユニークな会場。
最初に統心氏はその前面の壁にレジメを書きます。それがなんともオシャレ。
そして氏は”負け組進化論”というテーマに対して、
個人的経験とヌースロジー研究家、両方の立場から、笑いを交え、見事なトークを展開。
若かりし時のアトピー体験や、スピリチャル系定番の、『ワンネス』の概念と絡め
負け組進化について興味深い視点でお話していただきました。
オープニングトークだけではもったいない充実の内容で、しっかり場を温めていただきました~!
そしていよいよ私の番。
アニマンダラは、『種我同型論』と『負け組進化論』を二本柱にしています。
今月は、三つのレクチャーが重なりましたが、
意図的に全て『負け組進化』に焦点を絞り、でもそれぞれに
独自の視点でレクチャーを行ってきました。今回はそのラスト。
人の進化の本質について、少し踏み込んだ内容に挑戦しました。
<資料の一部 クリックで拡大します>
第一部、二部と続き、第三部、この三人での鼎談です!
事前打ち合わせは一応したものの、基本ライブ、アドリブです。
鼎談では、外部の内部化などから話が発展。そこから、前日25日に行われた
ヌーソロジーレクチャーに触れ、カタカムナのアワの概念にまでつながっていきました。
半田氏は後日、感想とともに要点をFacebookに投稿してくださいました。
そこから少し引用させていただきます。
一昨日のアニマンダラレクチャー、実に面白かったです。
遂にヌース的思考が動物の世界にも侵入を開始した!! という感じでした。 内骨格系と外骨格系の分化を垂直進化と水平進化と見なし、 両者をヌーソロジーでいう「人間の外面」と「人間の内面」 という相互反転関係にある意識状態の射影と見なす、 というアイデア。
天海さんは「内骨格系と外骨格系の分化」と「
奥行き認識と幅認識の分化」の対応関係を直観し、 そこから生物の形態形成を意識の空間軸の獲得と重ねて合わせて見 事にダイアグラム化されていました。 これは確実にヌーソロジーが用いるケイブコンパスの構造と繋がっ てくる予感があります。
天海さんもレクチャーの中で何度も言っていたのが「
外部の内部化」という話。 この外部の内部化というのは動物の形態形成のみならず、 細胞レベルでも見られるとても重要なトポロジーなんですが、 実はこれが内在を貫いている存在の一義性が持った構造原理とも言 っていいと思います。
ヌーソロジーがいつも「物質とは霊だ」と言っているのも、
基本はこの外部の内部化というトポロジー的な視点からです。 昨日の対談では、それをカタカムナを意識して「泡(アワ)」 に喩えて紹介しました
最後の鼎談で、今回のレクチャーがさらに奥深くなりました!! そして・・・
最後に関西ヌーソロジー研究会の川瀬氏の方から、「本日の会場の場所は阿波座(アワ座)ですね」という何とも素晴らしいオチが。流石です
最初と最後を統心さんがきっちりまとめて、終了しました。さすがです!
以下開催概要 [フライヤーはコチラ]
今年の5月3日☆とてもいい形で関西レクチャーデビュー出来ましたが、早くも第二弾決定です!!
主催は観音企画さん。お世話になっておりまする♫
今回も前回同様ヌーソロジーの半田広宣氏ゲスト参加決定です!!!
それに加え、今回はさらに関西ヌーソロジー研究会代表川瀬統心氏のオープニングレクチャーからスタートです!
前回は、アニマンダラの概念全体を駆け足で俯瞰しましたが、
今回は観音企画さんとも相談した結果、特に、アニマンダラの負け組進化論と
また絶滅と人の進化について、一つの見方をお話してみようかと思います~。
アニマンダラ〈 負け組進化論 〉
~我々の祖先は何の取り柄もない虚弱生物だった~
強いものが利益を貪り繁栄する社会。
強いことが良しとされ、強いことを目指す社会。
強くないと、賢くないと、生きていけない。
豊かになれない。幸せになれない。
でも、それは真実でしょうか?
歴史の中で、ビックファイブと呼ばれる大量絶滅期が5回ありました。
不思議なことに、絶滅期では、強いものこそが消えていき、
弱いものこそが進化を遂げてきたといいます。
でもこれは、何を意味するのでしょうか?
人間という存在は、生物界ではとても強い存在となりました。
その強い存在の人間がはたして進化するのか絶滅するのか?
今がその第6回目の絶滅期です。
アニマンダラの提唱する負け組進化論
「出来の悪い子ほど可愛い」という親心の
隠された真意がここにあるのかもしれません。
アニマンダラ(アニマル+マンダラ)は
本年5/3に開催された”己読みシンポジウム”にて、関西初デビュー。
大好評につき、第二弾開催決定!
★★★ オープニングに 川瀬統心氏
★★★ ゲストに 半田広宣氏
をお迎えしての豪華キャストでお届けします!
◆場所 大阪市立江之子島文化芸術創造センター
http://www.enokojima-art.jp/access/
◆開演時刻 13:50
◆オープニング 川瀬統心 (関西ヌーソロジー研究会
◆アニマンダラ 天海ヒロ
◆鼎談 天海ヒロ×川瀬統心×半田広宣
◆終演時刻 17:30ごろ